あかもん栽培記録(終)

種をとりました。来年のあかもんの準備です。育苗の後、優秀な苗を定植します。

今、売場に並ぶのは、もうあかもんとは呼ばない「にせもん」です。あかもんの名前を保つために値段とはっきりさせときます。

今日は小学校でも畑仕舞いをしました。

セレサモス宮前店

先週末は川崎でクルミとともにあかもんを売らせてもらいました。

麻生店では納品したあかもんの9割を完売。大好評頂いています。

先日行った畑の整理。蔓を抜き、マルチをはがし、使った竹や座布団を回収していきます。

今とれる実はもう売り物にはなりませんでした。「にせもん」にすらなれないので全部自家消費です。

蔓は畑のはしにまとめておきます。来春、雪解けとともに小さくなった蔓を畑にすきこみます。

実はこれらの作業は9月29日に行いました。それから半月経って、今日の作業にたどり着きました。来年は仲間を増やして一緒に作れるように頑張ります。

(2022.10.13)

西小あかもんがニュースになりました

NHK、NSTでとりあげて頂きました

昨日のニュースで、西小の皆さんが作ったあかもんを、東京にオンラインで紹介する活動が取り上げられました。

現場の店頭には案内看板
売場の装飾も小学生の手作りです

ネスパスでの販売は終わりましたが、荻窪と千歳烏山のJAのファーマーズマーケットと、もちろんものずき村での販売は継続しています。ぜひお立ち寄りください。

(2022.9.23)

いつまで見られるかはわかりませんが、今ならニュースは下記で見ることが出来ます。

NHK

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220922/1030022686.html

NST

https://www.nsttv.com/news/news.php?day=20220922-00000014-NST-1

Teny

https://www.teny.co.jp/news/news114c1oexlgg9nufqjeg

(2022.9.29追記)

あかもんを売ってみた

みんなで育てたあかもんを東京にある新潟県のアンテナショップ、ネスパス表参道のお店で売ってみました。

収穫は天気もよくみんなで張り切って収穫しました。

売場の飾りもバッチリ作ってお客様を待ちます。販売は14日と21日、いずれも水曜日の二回を予定しています。

今回の取組は新潟日報さんの16日の朝刊でも取り上げて頂きました。これが次につながるものになるといいなと思います。

(2022.9.18)

もみがらで田んぼに描く絵

おととしの作品 チコちゃん

 今年も、もみがらアートを開催します。もみがらのベージュの色と、黒い色のもみがらを焼いた燻炭の二色が織り成す絵柄を作ります。

 昨年は3枚の畑を3組の方に作って頂きました。今年は4枚。4組を募集します。

応募締切は9月30日です。10月末までに、作品を仕上げてもらいます。皆さま奮ってご応募ください。

(2022.9.9)

あかもんを食べよう

8月の終わりの日ものずき村に、西小の1·2·3年生があかもんの試食にやってきました。

みんなでつくったあかもんを、いろんな料理で食べてみました。

·ばさごろし

·あかもんの天ぷら

·あかもんスプレッド

それぞれ人気がありました。おかわりの争奪じゃんけんは異常な盛り上りを見せました。感激してくれたようで、ものずき村のジサマ、バサマもとても嬉しい一日でした。

翌日、皆さんからお礼状を頂きました。ありがとうございます。

(2022.9.2)

あかもん絶賛販売中

9月になりました。あかもんの販売が最盛期です。ことしはあかもんのスプレッドも売っています。ほのかにバターの香りがする甘くまろやかな味わいです。是非お試し下さい。

(2022.9.1)

あかもん料理のあれこれ

⭐️あかもんで作るハロウィン料理

他にもレシピ色々。あかもん料理は動画でどうぞ

⭐️あかもんの切り方

⭐️吉野屋さんのレシピ ”バサゴロシ”
https://youtu.be/wv86EOw3EUE

⭐️あかもんのポタージュ
https://youtu.be/lZ0wghOM_VQ

⭐️あかもんのかき氷シロップ
https://youtu.be/JB3HMUkfZs8

☆あかもんと豚肉と舞茸の甘酢炒め

インスタグラムでご覧ください

☆吉野家さんのレシピ ”バサゴロシ” PDF版

街道の達人

街道沿いのお地蔵さま

ものずき村は国道252号線のロードサイドにあります。その道は新潟県柏崎市から福島県会津若松市までの200kmあまりを結んでいます。

252号線のロードサイドにあるものずき村(冬)

かつて、この地に会津街道と呼ばれる街道がありました。それは、252号線上にある魚沼市堀ノ内から福島県会津地方までを結ぶ道でした。この道が元来どこを通っていたのかを研究し、道標を探索する「魚沼歴史風俗探究会・会津街道部会」という会があります。行動規範は単純で、会費なしで街道を辿り、新たな発見することを目的として25人強が会員となっています。今日は4人で出発です。

出発します

田んぼの中に突然現れる庚申塔が旧街道の集落の入り口を示していたり、崖縁の洞穴にある観音様が往年の旅人の冬の豪雪時の避難所となっていたことを想像させたりします。街道沿いには時空を超えたロマンが存在します。これをたどることができる”しるし”が、この越後と会津の間には多く残されています。

ここが街道の渡河ポイントかな
地蔵群の奥にも驚く量の石碑が
雨の中、国道整備で集められたもの

会津街道を今でもたどることができるのは、都会のように建物や道路が上書きされ続けておらず、基本的な地形や道が今も昔のまま残っているからですが、それでも少しずつ形状は変わっていきます。

こちらは現代の構造物。これは雪崩留め
部会長の清塚さん。好奇心を原動力に会員を引っ張る

会長の清塚さんは、70代後半でありながら健脚と鋭い観察眼を持って今でも会津街道のルート跡を先頭に立って辿っています。

「あの山の向こう」に興味を持った少年時代が原点と言います。好奇心にあふれる心を持った人の、いきいきとした姿がたくさん見つかる魚沼です。

(2022.7.23)

編集された街道研究
六十里越えの北側にあった八十里越え。そこに至る連絡路の探査
あぶるま川右岸は昔の会津街道。急峻な崖に沿って行く
もっとも崖道が細くなったあたりにあった洞窟。穴観音の名が見える。
向こうは平石川第四陸橋。ここを只見線で越える時は赤が美しい

あかもんの達人

文一さんの山の畑

文一さんはあかもんを古くから作る達人です。山の中なので雑交も起こりにくく、純粋なあかもんの系譜を守っています。

 里に近い畑は、以前住んでいた家のそば。
今は集落ごと旧入広瀬村の中心近くに移りました

里に一番近い畑は道路から実がよく見えます。人に尋ねられることも多いそう。

普通はこの視点では見れませんからねー
山の下の畑。手前は文一さんの水田
基本的に片側に四本の蔓を出します。間は畦たて機で溝切り

うどんこ病の、治療でゆうべ薬を撒いたところ。治したい一番の理由は葉っぱが枯れて実が夏の日に晒されてしまわないようにしたいため。元気になってほしいですね。

手をかけてはじめて美しい実がなります
山の上の畑に続く道
83才、現役バリバリで畑を巡ります

もう一ヶ月もすると、今度は収穫で回ることになります。あかもんの最多生産者の文一さんの軽トラが大活躍です。

(2022.7.22)