
六十里越えの国道252号線が7月10日、通行可能となりました。昨年の12月1日に例年の冬季通行止めになってから、雪崩での不通が重なり、8ヶ月ぶりの開通となります。





福島県側に到達しました。車で来るのは二年ぶり。



今日は金山町の沼沢湖までやってきました。福島·奥会津にも興味深いところがいっぱいありそうです。10月1日には只見線の全線開通が予定されています。もし時間が許すなら、只見線や252を使って、越後と会津を両方を自分の目で確かめてほしい、と思います。
(2022.7.13)
六十里越えの国道252号線が7月10日、通行可能となりました。昨年の12月1日に例年の冬季通行止めになってから、雪崩での不通が重なり、8ヶ月ぶりの開通となります。
福島県側に到達しました。車で来るのは二年ぶり。
今日は金山町の沼沢湖までやってきました。福島·奥会津にも興味深いところがいっぱいありそうです。10月1日には只見線の全線開通が予定されています。もし時間が許すなら、只見線や252を使って、越後と会津を両方を自分の目で確かめてほしい、と思います。
(2022.7.13)
6月半ばに植えた西小の赤カボチャ「あかもん」は、もう子づる4本が伸びています。今日は小学生と蔓の方向づけを行いました。
この後、毎日蔓と実の世話をして、新学期には収穫の時期になります。野菜は足音で育つ、の言葉を胸に、見守っていきます。
(2022.7.6)
7月5日(火)
いよいよ実がなってきました。
実が野球ボール大になってきたら、プラスチック製の座布団を敷きます。
その際、実には直接触れないように注意。うぶげに覆われた若い実は触るだけで傷めてしまうことがあるそうです。
実に触れないためには子づるを持ち上げる必要があります。こづるの途中から出た根が地面をつかんでいますが、少し剥がしても構わないので、実に触れずに実の下を軽く整地してマットを敷きます。
交配していない実は、大きく育たずにしぼんでいきます。このため、野球ボールの大きさになるまで様子を見るのだそうです。
66番株も蔓が広がっています。
少し遅いのですが、化成肥料8-8-8をマルチの際から1.5メートル範囲に撒きました。一株片側で350缶一杯くらいのイメージです。(だいたい)。本来は蔓がマルチからはみ出してくる前にあげて、うなっておくのが望ましいのですが、もう蔓が伸びて無理なので撒いたあとは放置です。
7月14日(木)
45番株たちの4本のこづるそれぞれには、だいたい実がつきました。
二個のあかもんがついた後のこづるは、2個目の実より先の23枚の葉を残してカットします。
ふんぎりがつかずに大分伸ばしてしまいましたが、緑の刺しが入っているのを見て決めました。この蔓はこのあと実をつけてもますます緑になっていく、と聞いているからです。
66番株は畑の形を考慮してこづるの誘導方向を工夫しています
66番株にも座布団をあてる時期です。ということは、小学校の13株もそんな頃合いになっているはずです。
7月22日(金)
うどんこ病が発生しました。
村長は時期的に放っておいてよいだろうと言いますが、文一さんも薬をかけたとのことなので人に聞きながらやりました。
薬は殺虫剤のような強いものではなく、影響の小さな殺菌剤を使います。今回はストロビーを2500倍に希釈して用いました。
キャップ一杯8mlを容器で薄めて撹拌し、この20リットルタンクの中に薄め液を入れます。あらかじめ5リットルくらい水をいれておくのがポイント。タンクの底の方から散布液が出るので、始めのうちが濃くなってしまわないように配慮します。
7月28日(木)
うどんこ病対策から5日、症状は大分収まってきました。
村長の畑で、最初に植えた株から収穫が始まりました。
実がついている茎が茶色く変色し、形が崩れてきたら収穫のタイミングです。
8月4日(木)
雨です。川が増水しています。早く早く、水を下流に流して。畑に溢れてきませんように
8月6日(土)
とうとう収穫の時が来ました。5月24日の定植から74日目、45番株から49番株の各蔓の一つ目の果実を収穫します。
ここから14日間、追熟期間です。食べ頃はそこから一ヶ月。出荷は来週から始めるかな。
8月14日(日)
初出荷です。食べ頃は8月16日から1か月。
ヘタがコルク化してから収穫し、出荷前には裏返して三日間通気のよいところで干して保管、収穫から一週間後に出荷可能。食べ頃は10日後からです。
今回、収穫後廃棄した個体が4個ありました。いずれも、保管中にカビが発生。通気が不十分だったようです。
地域の小学校の総合学習として、あかもんづくりを取り上げてもらいました。昨年から準備して今週いよいよ苗の植え付けを行いました。
定植後、翌々日の畑の様子を見にきました。ここ二日間は明け方から雨が激しく降ったので、水は十分です。
こどもたちのように、健やかにすくすく育ちますように。
(2022.6.18)
6月10日(金)
いよいよ蔓の管理が始まりました。最初に保温用の腰巻きの柱としていた棒を使って、伸びる蔓の方向を制御します。
心配した、どれが蔓でどれが葉っぱか、ということも定植から1ヶ月も経てば誰がみても明らかなくらいに伸びて来るのだ、ということがよくわかりました。
畑に通い、葉っぱがなるべく日に当たり、かつ蔓が管理しやすいように方向をコントロールします。他の子蔓や孫蔓は切り取り、早めについた雌花は取ってしまう予定です。雄花は放置で構わないとのこと。
遅植えの最後の5苗、66番から70番を植えます。再度、定植方法を確認しましょう。
45、6、7、8、9番株も元気に育ってます。先週親蔓を切って止めました。
6月15日(水)
こづるについた一番果を大きくならないうちにもぎとりました。
大きくなると処分しにくくなるからです。でもこの大きさでもいたいけで少し心が傷みます。
実はこづる毎の一番果を必ず処分するわけではなく、六番葉までの実を処分し、七番葉以降についたものは残して育てます。
今日で一番株から九番株を見守るのは別の人に代わります。5月5日に植えたので、定植から41日後の状態を記録しておきます。
これからは45番からの5株、66番からの5株のレポートをします。それぞれ5月24日、6月10日に定植したものです。
今日は子ども達が小学校であかもん13株を植えました。これはまた別に。
6月17日(金)
昨日45番グループのこづる誘導を始めました。今日はその後の様子を見に行き、この後蔓が伸びていく場所の草をうなって除草しました。
6月20日(月)
蔓がどんどん伸びます。一番果を取りました。
66番株グループは最も若い組。今日六番葉以降をカットする親蔓摘心をしました。
久しぶりに私の手元を離れた一桁台の株(5/5定植)の様子を見に行きました。
6月21日(火)
孫蔓の除去が全くできていませんでした!夕方あわてて除去に向かいました。
結果、46番から4本、47番から4本、49番から3本の孫蔓や一部育てる4本以外のこづるを落としました。なぜか48番には今のところ無駄づるは見つかりません。
6月30日(木)
45番株たちも大分立派になりました
今は蔓管理がメインの仕事ですが、孫蔓の切り落としは大きくなる前、子蔓の先の方で発生したての孫蔓の赤ちゃんを摘めば、作業は楽です。
発見が遅れてしまった、子づる六番葉以内の実は、大きくなっていても落とします。育てる選択もありえますが、今回は決めたルールに厳格に。
育てる実には、泥や虫の影響を減らせるよう、ポリスチレン製の座布団を敷きました。
66番から70番も成長を加速してきました。小学校とほぼ同時期の苗なので、指導する時はここでの今が役立ちます。
この後、栽培記録はvol.3になります。検索には月毎がわかりやすいと思うためです。三ヶ月目に入るんですね。月日の経つのが早い早い。
ゼンマイは干して保管し、食べる時に水で戻して頂きます。保存がきくので、いつでも山菜の風味を楽しむことができます。ゼンマイを採ってワタを取り、日に干して保管できるようにするまでの様子を記録しました。
家に戻るとワタを取ります。ワタを取る時に、誤って収穫してしまったオスのゼンマイを選り分け、メスだけを残します。
一度茹でて、それから日に干します。干しながら揉みこむことでヨリを作ります
完成しました。水に戻すと10倍に膨れるので、100gでも一人では食べきれない量になります。戻すには塩も灰汁も使わず、火と水と鍋だけでできるのでとても簡単です。ゼンマイが戻して使えたら、山菜料理の初級修了とのこと、張り切って取り組みます。
<参考:干しゼンマイの戻し方>
水を吸わせて戻す、もみほぐすようにすると早く戻る。急いでいる時にはこの工程はとばしてもよい。
水を換えて火にかけて、沸騰して5分程度で火を止めて、蓋をして自然冷却。
完全に常温に戻ったら冷めたらきれいな水に入れてさらにアクをだす。
つまんで食べてみて、食感やアクの度合いがちょうといい頃合いで引き上げる。
マヨネーズ醤油や出汁醤油、あるいは炒めもの、煮物の材料として使う。
(2022.6.4)
オキナグサは陽当たりのよい川原や草原に普通に見られる草花でしたが、今は絶滅危惧種(VU)に指定されています。
地元の広神西小学校では保全のため、四年生が種子をとってポットで苗を育て、原生地に戻す活動をしています。
大雨の中、県立植物園の方の指導のもと、今年も実施しました。合羽を来て傘をさしての活動となりました。
学校に帰ってから、取った種子をポットに植えました。
終了後は、植物の話を教えてもらいました。小学生の皆さんも(私も)、とても興味深く聞きました。オキナグサ護ること、を考えて活動した後だったからです。
原生地を所有する大家さんは、毎年訪れる小学生に付き添ってくれています。オキナグサを傷めないように行う来月の草刈りも重要な活動です。
(2022.5.28)
<も追記
昨日はオキナグサを守る大人達で群落周辺の草刈りをしました。
エンジンで動く刈払い機は使いません。使えばすごい効果を発揮しますが、それはまた別の機会に。
年に三回草刈りをするのが一般的です。雪が溶けてから伸び放題だった春の終わりに一回、夏の盆前に一回、稲刈りの直前に一回です。
(2022.6.10追記)
権現堂山は、旧広神村一帯を見守る山として地域の人々に親しまれています。手前に下権現(897m)、奧に上権現(997m)があり、その先には唐松岳(1079m)が連なります。
頂上からは、魚野川と破間川が形成した魚沼盆地の全体が見渡せます。ほぼ休みなしで登るのに二時間かかりましたが、苦労した甲斐のある眺めでした。
(2022.5.26)
「めぐりやさい」のお二人が、山菜の動画を撮影するため、魚沼市田中の里山を訪れてくれました。
里山がずっと続くように、知恵を絞ります。協力してくれる人が増えますように。
(2022.5.21)
5月5日に、田中地区一斉の「江ざらい」が実施されました。
年に一度の江ざらいは、秋冬の間に溜まった水路の落ち葉や泥を浚い、田んぼで利用する水の通りをよくする目的で行われます。
地区に住む世帯は所有する田んぼの有無に関わらず、参加が原則です。不参加ペナルティは3000円。ただし不参加でも非難されることはなく、受け入れられています。
私の配属された班の担当区域は藪神ダム直下の取水場所から地区の田んぼの入り口まで、あぶるま川に沿った1kmほどの区間を点検しました。
今は水路のほとんどに蓋がかけてあり、いざというときにこの蓋が開けられる状態に戻すことが主眼です。
最後は川沿いに隣の集落まで深く入り込みました。単に地区の清掃ではなく、地区の水の利用を確保するという目的なのだと言うことを実感します。
水の流れがしっかり確保されました。次に雪が閉ざすまで、田んぼを潤し続けることになります。
(2022.5.11)