
地域の小学校の総合学習として、あかもんづくりを取り上げてもらいました。昨年から準備して今週いよいよ苗の植え付けを行いました。







定植後、翌々日の畑の様子を見にきました。ここ二日間は明け方から雨が激しく降ったので、水は十分です。


こどもたちのように、健やかにすくすく育ちますように。
(2022.6.18)
地域の小学校の総合学習として、あかもんづくりを取り上げてもらいました。昨年から準備して今週いよいよ苗の植え付けを行いました。
定植後、翌々日の畑の様子を見にきました。ここ二日間は明け方から雨が激しく降ったので、水は十分です。
こどもたちのように、健やかにすくすく育ちますように。
(2022.6.18)
6月10日(金)
いよいよ蔓の管理が始まりました。最初に保温用の腰巻きの柱としていた棒を使って、伸びる蔓の方向を制御します。
心配した、どれが蔓でどれが葉っぱか、ということも定植から1ヶ月も経てば誰がみても明らかなくらいに伸びて来るのだ、ということがよくわかりました。
畑に通い、葉っぱがなるべく日に当たり、かつ蔓が管理しやすいように方向をコントロールします。他の子蔓や孫蔓は切り取り、早めについた雌花は取ってしまう予定です。雄花は放置で構わないとのこと。
遅植えの最後の5苗、66番から70番を植えます。再度、定植方法を確認しましょう。
45、6、7、8、9番株も元気に育ってます。先週親蔓を切って止めました。
6月15日(水)
こづるについた一番果を大きくならないうちにもぎとりました。
大きくなると処分しにくくなるからです。でもこの大きさでもいたいけで少し心が傷みます。
実はこづる毎の一番果を必ず処分するわけではなく、六番葉までの実を処分し、七番葉以降についたものは残して育てます。
今日で一番株から九番株を見守るのは別の人に代わります。5月5日に植えたので、定植から41日後の状態を記録しておきます。
これからは45番からの5株、66番からの5株のレポートをします。それぞれ5月24日、6月10日に定植したものです。
今日は子ども達が小学校であかもん13株を植えました。これはまた別に。
6月17日(金)
昨日45番グループのこづる誘導を始めました。今日はその後の様子を見に行き、この後蔓が伸びていく場所の草をうなって除草しました。
6月20日(月)
蔓がどんどん伸びます。一番果を取りました。
66番株グループは最も若い組。今日六番葉以降をカットする親蔓摘心をしました。
久しぶりに私の手元を離れた一桁台の株(5/5定植)の様子を見に行きました。
6月21日(火)
孫蔓の除去が全くできていませんでした!夕方あわてて除去に向かいました。
結果、46番から4本、47番から4本、49番から3本の孫蔓や一部育てる4本以外のこづるを落としました。なぜか48番には今のところ無駄づるは見つかりません。
6月30日(木)
45番株たちも大分立派になりました
今は蔓管理がメインの仕事ですが、孫蔓の切り落としは大きくなる前、子蔓の先の方で発生したての孫蔓の赤ちゃんを摘めば、作業は楽です。
発見が遅れてしまった、子づる六番葉以内の実は、大きくなっていても落とします。育てる選択もありえますが、今回は決めたルールに厳格に。
育てる実には、泥や虫の影響を減らせるよう、ポリスチレン製の座布団を敷きました。
66番から70番も成長を加速してきました。小学校とほぼ同時期の苗なので、指導する時はここでの今が役立ちます。
この後、栽培記録はvol.3になります。検索には月毎がわかりやすいと思うためです。三ヶ月目に入るんですね。月日の経つのが早い早い。
ゼンマイは干して保管し、食べる時に水で戻して頂きます。保存がきくので、いつでも山菜の風味を楽しむことができます。ゼンマイを採ってワタを取り、日に干して保管できるようにするまでの様子を記録しました。
家に戻るとワタを取ります。ワタを取る時に、誤って収穫してしまったオスのゼンマイを選り分け、メスだけを残します。
一度茹でて、それから日に干します。干しながら揉みこむことでヨリを作ります
完成しました。水に戻すと10倍に膨れるので、100gでも一人では食べきれない量になります。戻すには塩も灰汁も使わず、火と水と鍋だけでできるのでとても簡単です。ゼンマイが戻して使えたら、山菜料理の初級修了とのこと、張り切って取り組みます。
<参考:干しゼンマイの戻し方>
水を吸わせて戻す、もみほぐすようにすると早く戻る。急いでいる時にはこの工程はとばしてもよい。
水を換えて火にかけて、沸騰して5分程度で火を止めて、蓋をして自然冷却。
完全に常温に戻ったら冷めたらきれいな水に入れてさらにアクをだす。
つまんで食べてみて、食感やアクの度合いがちょうといい頃合いで引き上げる。
マヨネーズ醤油や出汁醤油、あるいは炒めもの、煮物の材料として使う。
(2022.6.4)
オキナグサは陽当たりのよい川原や草原に普通に見られる草花でしたが、今は絶滅危惧種(VU)に指定されています。
地元の広神西小学校では保全のため、四年生が種子をとってポットで苗を育て、原生地に戻す活動をしています。
大雨の中、県立植物園の方の指導のもと、今年も実施しました。合羽を来て傘をさしての活動となりました。
学校に帰ってから、取った種子をポットに植えました。
終了後は、植物の話を教えてもらいました。小学生の皆さんも(私も)、とても興味深く聞きました。オキナグサ護ること、を考えて活動した後だったからです。
原生地を所有する大家さんは、毎年訪れる小学生に付き添ってくれています。オキナグサを傷めないように行う来月の草刈りも重要な活動です。
(2022.5.28)
<も追記
昨日はオキナグサを守る大人達で群落周辺の草刈りをしました。
エンジンで動く刈払い機は使いません。使えばすごい効果を発揮しますが、それはまた別の機会に。
年に三回草刈りをするのが一般的です。雪が溶けてから伸び放題だった春の終わりに一回、夏の盆前に一回、稲刈りの直前に一回です。
(2022.6.10追記)
権現堂山は、旧広神村一帯を見守る山として地域の人々に親しまれています。手前に下権現(897m)、奧に上権現(997m)があり、その先には唐松岳(1079m)が連なります。
頂上からは、魚野川と破間川が形成した魚沼盆地の全体が見渡せます。ほぼ休みなしで登るのに二時間かかりましたが、苦労した甲斐のある眺めでした。
(2022.5.26)
「めぐりやさい」のお二人が、山菜の動画を撮影するため、魚沼市田中の里山を訪れてくれました。
里山がずっと続くように、知恵を絞ります。協力してくれる人が増えますように。
(2022.5.21)
5月5日に、田中地区一斉の「江ざらい」が実施されました。
年に一度の江ざらいは、秋冬の間に溜まった水路の落ち葉や泥を浚い、田んぼで利用する水の通りをよくする目的で行われます。
地区に住む世帯は所有する田んぼの有無に関わらず、参加が原則です。不参加ペナルティは3000円。ただし不参加でも非難されることはなく、受け入れられています。
私の配属された班の担当区域は藪神ダム直下の取水場所から地区の田んぼの入り口まで、あぶるま川に沿った1kmほどの区間を点検しました。
今は水路のほとんどに蓋がかけてあり、いざというときにこの蓋が開けられる状態に戻すことが主眼です。
最後は川沿いに隣の集落まで深く入り込みました。単に地区の清掃ではなく、地区の水の利用を確保するという目的なのだと言うことを実感します。
水の流れがしっかり確保されました。次に雪が閉ざすまで、田んぼを潤し続けることになります。
(2022.5.11)
5月5日(こどもの日)
1.5メートル幅のウネにマルチカッターで2メートル間隔で穴を開けます。
穴を開けたところの土を円柱状にどけます。土をどける量はあかもんの苗ポットの大きさです。ポットを逆さにして苗を取り出し、穴の中に丁寧に植えます。すき間にはもう一度土を戻します。
風除けと低温化防止のため、肥料の袋で作った腰巻きで苗の周りを囲います。支柱は竹の棒を四本、用意しておきます。
今日は9株を植えました。遅植え分は6月10日頃に植える予定です。
5月6日(金)
定植した翌日、翌々日は特に水分が切れないように朝一番で水やりをします。昨日かけた腰巻きを持ち上げて、葉にかけず茎元に丁寧にかけます。じょうろで十秒注ぎました。
今は双葉の上に本葉が二枚の状態です。本葉が5枚になったらその先に成長しないように本蔓を摘みます。その後は子蔓を育てていくのです。
5月7日(土)
今日も朝一番で水やりをしました。じょうろで8秒間。水のやりすぎは、水を求める根の成長を阻害するので、明日以降は天気と相談しながら水やりを休みます。
夕方に、次の苗定植に備えてウネ立てをしました。
石灰で白線を引き、その直線に沿ってウネ立て機を手押しします。
ウネ端を整えるため、レイキで土を持ち上げます
水はけをよくするため、端にむけて気持ち傾斜がある形のウネにしました。
そしてマルチシートをかければ、初日(おととい)の手順で定植をしていくのです。
5月10日(火)
昨日のウネの様子。まだ本蔓の高さは風除けを越えていません。おととい8日の早朝、雨が降ったため、予定どおりこの二日間、水やりはおやすみです。
5月19日(木)
畑には最初の9株に加え、同じ畝に2株、その他の畝に33株が植えられました。
畝の間に草が目立って来ました。除草剤は使わず、耕運することで草を取ることにします。
その後、大きくなった最初の9株から、保護のための腰巻き肥料袋を取り去りました。
9株それぞれの、5枚目の葉を見ていきます。今育っている親蔓には6枚目の葉はつけさせません。蔓もカットしてしまいます。以後は各葉と親蔓の間から伸びる子づるを成長させていくからです。
明日はもう一枚、畑をぶつ(耕して、畝を立てる)予定です。またレポートします。
5月24日(火)
先日ぶった新しい畑に、5株を定植しました
通算で45から49株目となります。あと5株、この畑に植える予定ですがそれは遅植えの6月10日予定です。
一方、順調に大きくなった1番から9番の株は、親蔓の摘心をします。
しかしどれが子づるか葉っぱか、素人にはちょっと見分けがつかないところがあります
かなり思いきって、ここぞと言うところで切り落としました
この後は子づるを伸ばしていく段階に入ります。
5月27日(金)
親蔓の摘心後、なかなか子づるが確認できないでしましたが、今朝いくつかの株でやっと確認できました。上の写真で左上に伸びているのが5番葉の付け根から出ている蔓、右下に伸びているのが4番葉の付け根からの蔓です。その他の葉っぱからの蔓はまだ確認できないでいます。
後から植えた45番株たちはまだ4番葉までつけたところです。
今年も山菜真っ盛りのシーズンになりました。ものずき村の店頭にはたくさんの野菜、山菜が並んでいます。
ものずき村はGW中は休まず営業しています。
里の雪はおおかた溶けて、これから野菜作りと田植えが本格化します。
(2022.5.1)
ものずき村は山野菜直売所としてオープンしましたが、開店2年後にそば処を併設するようになりました。
「げんたん」とは変わった店名です。店名の由来を聞くと、意外にも米の減反政策と関わりがあるのだそうです。
毎朝、そば粉をこねて、機械でそばを打ちます。一人分に取り分けて、その日、出すそばを準備します。
そば粉は地元から仕入れています。コシヒカリで有名な魚沼ですが、それでも米の消費量の減少のため、田んぼは野菜や園芸作物の畑に転換することが求められています。いわゆる減反政策ですが、代わりに蕎麦を育てる農家は少なくありません。蕎麦への転作は、応援のため補助金も少し出るとのこと。しかしそうやって作られた蕎麦も、需要がなければ価値がつきません。
地域の 農家に支えられているものずき村は、米作りから蕎麦作りに転換した地元の農家さんを支援することも大事な使命です。減反政策を受けても自分の足で立ち続けられるよう、負けるもんか、と言う気持ちから命名されています。ぜひ一度、ご賞味ください。
天ぷらは地元の旬の山菜・野菜を揚げた揚げたてです。今のところ一皿100円です。
開店時間は3月から11月の11時から13時。水曜定休ですが、ゴールデンウィーク中は休まず営業しています。
(2022.4.23)