「げんたん」に込めた思い

ものずき村は山野菜直売所としてオープンしましたが、開店2年後にそば処を併設するようになりました。

「げんたん」とは変わった店名です。店名の由来を聞くと、意外にも米の減反政策と関わりがあるのだそうです。

毎朝、そば粉をこねて、機械でそばを打ちます。一人分に取り分けて、その日、出すそばを準備します。

そば粉は地元から仕入れています。コシヒカリで有名な魚沼ですが、それでも米の消費量の減少のため、田んぼは野菜や園芸作物の畑に転換することが求められています。いわゆる減反政策ですが、代わりに蕎麦を育てる農家は少なくありません。蕎麦への転作は、応援のため補助金も少し出るとのこと。しかしそうやって作られた蕎麦も、需要がなければ価値がつきません。

店から見える山々。すぐ下には只見線

地域の 農家に支えられているものずき村は、米作りから蕎麦作りに転換した地元の農家さんを支援することも大事な使命です。減反政策を受けても自分の足で立ち続けられるよう、負けるもんか、と言う気持ちから命名されています。ぜひ一度、ご賞味ください。

お客様の数を予想して揚げますが、時々品切れしてしまいます。

天ぷらは地元の旬の山菜・野菜を揚げた揚げたてです。今のところ一皿100円です。

安い!
今日の天ぷら材料は豊富です
お茶はほうじ茶
お好みでソバツユにかぐらなんばんもサービスです

開店時間は3月から11月の11時から13時。水曜定休ですが、ゴールデンウィーク中は休まず営業しています。

(2022.4.23)

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