あかもん栽培記録2

6月10日(金)

いよいよ蔓の管理が始まりました。最初に保温用の腰巻きの柱としていた棒を使って、伸びる蔓の方向を制御します。

心配した、どれが蔓でどれが葉っぱか、ということも定植から1ヶ月も経てば誰がみても明らかなくらいに伸びて来るのだ、ということがよくわかりました。

1番株。蔓がはっきりしているのはまだ二本。
2番株。三本の蔓が見えます。
3番株。4本目が葉っぱの下に見え隠れ
4番。三本見えます。
5番株は四本とも揃いました。誘導棒は3本使用
6番株は四本。棒で四本とも誘導を始めました
7番。小ぶりですが、二本の蔓が見えます。
8番。三本出てる。一本が長く伸びました。
9番。四本出てます。

畑に通い、葉っぱがなるべく日に当たり、かつ蔓が管理しやすいように方向をコントロールします。他の子蔓や孫蔓は切り取り、早めについた雌花は取ってしまう予定です。雄花は放置で構わないとのこと。

遅植えの最後の5苗、66番から70番を植えます。再度、定植方法を確認しましょう。

最後の苗はここに植えます。
植える前一時間、水をポットの下から吸わせます
マルチカッターで穴をあけます。ボットの直径より少し大きいくらい
空けた後
ボットの苗が土ごと植えられる程度に土を掘り出します
これくらいでいいかな
苗の茎を中指と薬指の間にはさみ、ポットをひっくり返して手のひらで受けとります。
ポットを外す
空けた穴に入れる
苗の土面の高さは回りと同じ高さ。入れた苗の間とのすき間を埋めます
手でしっかりと上から押さえます。
一番手前は最後の土の押さえが弱かったかな?

45、6、7、8、9番株も元気に育ってます。先週親蔓を切って止めました。

40番台のレポート少なめでゴメンね

6月15日(水)

こづるについた一番果を大きくならないうちにもぎとりました。

6番株のこづるについた雌花の実

大きくなると処分しにくくなるからです。でもこの大きさでもいたいけで少し心が傷みます。

親づるから分かれて六番目の葉が六番葉

実はこづる毎の一番果を必ず処分するわけではなく、六番葉までの実を処分し、七番葉以降についたものは残して育てます。

これも六番葉以内
もぎました。
これは8番株の六番葉
かわいそうだけど。取りました

今日で一番株から九番株を見守るのは別の人に代わります。5月5日に植えたので、定植から41日後の状態を記録しておきます。

一番
二番
三番
四番
五番
六番
七番もがんばれ
八番
九番。みんな立派になりました。美味しいあかもんを実らせてね

これからは45番からの5株、66番からの5株のレポートをします。それぞれ5月24日、6月10日に定植したものです。

45番からの5株
66番からの5株
葉がマルチシートに触れていると葉が傷むので、藁をあてて守ります
土を動かして草を取りました

今日は子ども達が小学校であかもん13株を植えました。これはまた別に。

6月17日(金)

49番に並んで50番から三株。計八株の畝の周りをトラクターで耕運

昨日45番グループのこづる誘導を始めました。今日はその後の様子を見に行き、この後蔓が伸びていく場所の草をうなって除草しました。

昨日の45番の状態。蔓が勝手に伸び始めています
一つの蔓に対し一本の棒でもっと外へ、もっと内へをコントロールする
45番の今日の様子。棒はちょっとずつ動かして
誘導前の46番。どちらかと言うと横に広がる傾向
誘導後の46番。ちょっときついかな、と思うギリギリまで位置変更
今日の46番
47番のコントロール以前
47番のコントロール後
その翌日
48
要するに四方向に蔓を伸ばす
一日にずいぶん育つのです
49
四方向はゆくゆく畝に直角で平行な二方向のこづるとなります
今日はもうすぐ畝を飛び出すね

6月20日(月)

蔓がどんどん伸びます。一番果を取りました。

さらし首のようになりましたが、一番果を取った目印です
45番
46番
47番
48。飛んでってしまったが、手前右から一つ取りました
49
45の7番葉についた実。これは育てていきます。

66番株グループは最も若い組。今日六番葉以降をカットする親蔓摘心をしました。

6/10定植組。小学校に植えたのと種まきは同じ株

久しぶりに私の手元を離れた一桁台の株(5/5定植)の様子を見に行きました。

両翼を広げた大鷲のようになりました
5番株の成長中の実。ピンポン玉より少し小さいくらい

6月21日(火)

孫蔓の除去が全くできていませんでした!夕方あわてて除去に向かいました。

右と左に伸びるこづるの間に、孫蔓が手前に伸びてきています
これです。
こづるとの分岐点から切り落とします
45番株からは4本切り落としました
迷うのはこの大きさ。たぶん手前が雄花、奥が孫蔓。少し様子を見ます

結果、46番から4本、47番から4本、49番から3本の孫蔓や一部育てる4本以外のこづるを落としました。なぜか48番には今のところ無駄づるは見つかりません。

無駄な蔓が見あたらない48番。そんなこともあるんですね

6月30日(木)

45番株たちも大分立派になりました

手前から奥に向けて、45から49番
蔓の先の方に、誘導棒を移動します
こういう孫蔓はハサミで切っていきます。一日置けば一株に一本はある
これくらいの大きさの時の孫蔓のもとを取れば、もっと簡単

今は蔓管理がメインの仕事ですが、孫蔓の切り落としは大きくなる前、子蔓の先の方で発生したての孫蔓の赤ちゃんを摘めば、作業は楽です。

大きくなってしまった

発見が遅れてしまった、子づる六番葉以内の実は、大きくなっていても落とします。育てる選択もありえますが、今回は決めたルールに厳格に。

ゴメン

育てる実には、泥や虫の影響を減らせるよう、ポリスチレン製の座布団を敷きました。

座布団。一枚で25円。結構高い。

66番から70番も成長を加速してきました。小学校とほぼ同時期の苗なので、指導する時はここでの今が役立ちます。

画像は6月29日のもの。一日でわかるくらい形が変わるからね。

この後、栽培記録はvol.3になります。検索には月毎がわかりやすいと思うためです。三ヶ月目に入るんですね。月日の経つのが早い早い。

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