
7月5日(火)
いよいよ実がなってきました。

実が野球ボール大になってきたら、プラスチック製の座布団を敷きます。
その際、実には直接触れないように注意。うぶげに覆われた若い実は触るだけで傷めてしまうことがあるそうです。

実に触れないためには子づるを持ち上げる必要があります。こづるの途中から出た根が地面をつかんでいますが、少し剥がしても構わないので、実に触れずに実の下を軽く整地してマットを敷きます。

交配していない実は、大きく育たずにしぼんでいきます。このため、野球ボールの大きさになるまで様子を見るのだそうです。

66番株も蔓が広がっています。





少し遅いのですが、化成肥料8-8-8をマルチの際から1.5メートル範囲に撒きました。一株片側で350缶一杯くらいのイメージです。(だいたい)。本来は蔓がマルチからはみ出してくる前にあげて、うなっておくのが望ましいのですが、もう蔓が伸びて無理なので撒いたあとは放置です。
7月14日(木)

45番株たちの4本のこづるそれぞれには、だいたい実がつきました。







二個のあかもんがついた後のこづるは、2個目の実より先の23枚の葉を残してカットします。

ふんぎりがつかずに大分伸ばしてしまいましたが、緑の刺しが入っているのを見て決めました。この蔓はこのあと実をつけてもますます緑になっていく、と聞いているからです。

66番株は畑の形を考慮してこづるの誘導方向を工夫しています


66番株にも座布団をあてる時期です。ということは、小学校の13株もそんな頃合いになっているはずです。
7月22日(金)
うどんこ病が発生しました。

村長は時期的に放っておいてよいだろうと言いますが、文一さんも薬をかけたとのことなので人に聞きながらやりました。

薬剤を葉に留めて流れ落ちにくくする目的です。
薬は殺虫剤のような強いものではなく、影響の小さな殺菌剤を使います。今回はストロビーを2500倍に希釈して用いました。

キャップ一杯8mlを容器で薄めて撹拌し、この20リットルタンクの中に薄め液を入れます。あらかじめ5リットルくらい水をいれておくのがポイント。タンクの底の方から散布液が出るので、始めのうちが濃くなってしまわないように配慮します。
7月28日(木)

うどんこ病対策から5日、症状は大分収まってきました。

村長の畑で、最初に植えた株から収穫が始まりました。

実がついている茎が茶色く変色し、形が崩れてきたら収穫のタイミングです。





8月4日(木)

雨です。川が増水しています。早く早く、水を下流に流して。畑に溢れてきませんように




一段上のあかもん畑は平気そう
8月6日(土)

とうとう収穫の時が来ました。5月24日の定植から74日目、45番株から49番株の各蔓の一つ目の果実を収穫します。


ここから14日間、追熟期間です。食べ頃はそこから一ヶ月。出荷は来週から始めるかな。

8月14日(日)

初出荷です。食べ頃は8月16日から1か月。


ヘタがコルク化してから収穫し、出荷前には裏返して三日間通気のよいところで干して保管、収穫から一週間後に出荷可能。食べ頃は10日後からです。
今回、収穫後廃棄した個体が4個ありました。いずれも、保管中にカビが発生。通気が不十分だったようです。
