
都市と農村を「行き来する人」を増やしたい
ものずき村里山応援プロジェクト『農作業シェアリング』は、魚沼の自然と暮らしを維持し、農作物の生産が持続するように、関係人口を増やす新たな取り組み。
魚沼の大自然の中で農作業に参加してもらい、その収穫物をシェアメンバーで分かち合うしくみです。
農作業シェアリングは、都市に住む人が、体験を通して今の農村の暮らしを知り、自分らしさを再発見できる機会となるでしょう。自然や農村に関心を持つ仲間と出会い、つながることも魅力です。
この取り組みは、地方の人口減少と高齢化・耕作放棄地の問題を解決する、一つのモデルになることを目指しています。
農作業シェアリングの
特長
食・地方・自分自身
について考える

大自然の中で行なう農作業が、生きる根幹である「食」について、また同時に、「自分の生き方」について、立ち止まり考えさせてくれます。魚沼の様子を知り、地方の暮らしや課題を知るきっかけにも。
「都市的な暮らしだけでは、何か物足りない」と感じている方に、価値ある体験を提供します。
移住せずにできる
本格的な農耕

農業は天候に左右されるため、一般的には田畑の近くに住まなければなりません。そのため、都市部の人が大自然の中で農業をするには、移住が必要に。でもいきなり決断するのは難しいものです。
かといって、家庭菜園や、お膳立てされた体験農業では飽き足らない!そんな方にも、本格的な農行為が経験できます。
どのタイミングでも
参加OK

農作物ができるまでには何ヶ月もの時間が掛かりますが、工程のどこにでも、一度だけでも、参加OK。自分の都合に応じて参加できます。
初めて参加するときに、栽培全体の流れについても、説明を受けられます。
収穫物は
貢献量に応じて分配

収穫した農作物は、参加した作業量に応じてシェアメンバーに分配されます。
食べる・換金する・二拠点生活の拠点となる「シェアハウス」立ち上げの資金源として預ける、といった活用ができます。
こんな方におすすめ
自然や日本の里山の風景が好き
今とは違う働き方を模索している
食品の将来に関心がある
体を動かして農作物を作ってみたい

体験を通し、本当の生きる歓びとは何か、考えるきっかけになることがこの里山応援・農作業シェアリングのめざすところです。
事務局からの
ごあいさつ

企業組合ものずき村
事務局 米本晋也
素の里山が残る魚沼での農作業を通して、未来について考えてみませんか
冬の豪雪の雪解け水が育む自然豊かな新潟・魚沼は、コンパクトな盆地形状のため、点在する人家と山・川が一望できるロケーションが随所にあり、折り重なる建物が視野をふさぐ都市とは異なる景観に日々癒されています。現在は地域おこし協力隊の3年目として、都市で培った人脈やスキルを活かしながら、新しいことを学んで暮らす二拠点生活を実践しています。
コロナ禍が始まった頃、それまで勤めていた会社を辞し、魚沼の暮らしに接する機会を得ました。ここの農村の暮らしを垣間見ると、耕作をお金目当てにしておらず、できた作物を自分と周囲の人と分け合う暮らしが普通にありました。都市に生き、知らない誰かが作った食べ物を食べている自分が、実際に農地を耕し作物を育て果実を食してみることは新鮮な喜びでした。
農村での暮らしの周りには、助け合いのこころが普通のこととして息づいており、さらにすぐそばまで迫る大きな自然に包まれています。これらの存在が、生命ある身としての自分を覚醒してくれる思いがします。
この地で行う農作業は、お膳立てされた観光農業とは異なります。学びながら行う農作業には成功も失敗もありますが、自分自身の内部に体験価値がプラスオンされていく本物の経験だという感覚があります。
この農作業の喜びを分かち合えれば、農村と本人の双方にポジティブな力が蓄えられていくという確信があります。ぜひ一度来てみてその感覚を味わってみてください。
2025年 募集
『今年もコシヒカリ・あかもんをつくります』
あかもんかぼちゃは地域特産の赤カボチャで、濃厚な味わいとほっこりした食感が特徴です。コシヒカリは最も有名なお米。できたお米は魚沼産のコシヒカリです。

募集情報はこちら

